DIA14.0と14.5の違い
DIAとは、レンズ直径の大きさを表す数値
私は普段カラコンのDIA14.0mmと記載されたレンズを使用することが多いのですが、それ以外にもDIA14.5mmという商品も販売されており、他にもDIAの数値が異なるカラコンがあります。そこでDIAとは何の数値だろうと疑問に思っていました。
調べてみたところ、DIAとはレンズの直径のサイズと判明、そして現在販売されているカラコンの直径サイズ14.0mm～14.8mmというのは、日本人の目に特に馴染みやすいサイズと言われていて、このサイズ感は日本人の黒目の平均サイズ11～12mmにおいてピッタリのようです。
瞳自体の大きさというのは実はほとんどの人がほぼ同じ大きさと言われており、それは幼少期から大人になってもほとんど変わらないようです。では、なぜDIAの異なるカラコンが販売されているのでしょうか。
それは、それぞれの人が希望する黒目のサイズを実現できるようにサイズバリエーションを持っているという理由が考えられます。
あんまり黒目を大きく見せたくない人は14.0mmのカラコンを、黒目を大きく見せたい人は14.5mmのカラコンを選択する事でそれぞれの希望にあった黒目の大きさに近づく事ができるでしょう。
ただし、ここで注意しなければならないのは、「必ずしもDIA＝カラコンのサイズではない」という部分です。
どういうことかと言いますと、装着時に感じる瞳のサイズ感というのはカラコンのDIAの数値の大小によるものではなく、「着色直径」によるものだからです。
着色直径とは、レンズに着色されている部分の直径数値を表わしており、それが瞳の大きさを決定するものとなります。
従って、DIAの数値が大きいほど、着色直径を大きくすることが出来るため、一般的にはDIAが大きければ着色直径もある程度大きい数値となっていると言えます。
しかしながらカラコンの中にはDIA15.0mmという数値であっても着色直径は意外と大きくないものもあったりもしますので、本当のサイズ感を気にされる方は着色直径を気にした方がいいでしょう。
DIAと着色直径、両方の数値を考慮しましょう
上記でお話したように、DIAの数値のみではカラコンの正確なサイズを知ることは難しいので着色直径も確認し、どれくらいの黒目のサイズになるかを想像してカラコンを選びましょう。
カラコンのDIAによって目の負担が変わってくるという説もありますが、その差は0.1mm単位ですのでそれよりも使用方法を正しく扱ったり、目薬などで瞳をしっかりケアしながら使用するといった事の方が重要のように思えます。
カラコンでオシャレを楽しむための基本知識として覚えておいても良さそうです。
